インド占星術(ジョーティッシュ)の相性診断を受けて、「バクータが0点でした」という結果に、少し胸がざわついた方もいるかもしれません。
けれどバクータは、二人の運命を決める判決ではありません。バクータとは、二人の「月のラーシ(月星座)」がどれくらい離れているかを数え、生活全体の噛み合い方を7点満点で測る物差しです。
この記事では、バクータの意味と数え方、0点になる3つの配置、12星座別の早見表、そして「0点でも打ち消される条件」まで、順を追って整理します。
読み終える頃には、点数に一喜一憂するのではなく、自分たちの関係を扱う地図としてバクータを使えるようになるはずです。
拓海はじめまして、岡本拓海です。元ITエンジニアで、占い師ではありません。30代後半にキャリアと健康を同時に崩したとき、ジョーティッシュの「時期(ダシャー)」という考え方に助けられた一人として、この体系を学び続けています。バクータも最初は「0点=ダメ」と読んで焦りましたが、調べるほどに違う姿が見えてきました。
バクータとは?月星座の「距離」で相性を測る7点の項目
バクータ(Bhakoot)は、二人の月のラーシ同士の位置関係だけを見て、結婚後の生活全般の調和を判定する項目です。
ここで言うラーシとは、インド占星術で使う12星座のことです。
そして月のラーシ(月星座)は、生まれた瞬間に月がどの星座にあったかを示すもので、ジョーティッシュでは感情・心の土台・日常の感覚を表すと言われています。
バクータは「アシュタクータ36点」の一項目
バクータは単独の占いではなく、アシュタクータ(八つの適合要素/グナ・ミラーナ)と呼ばれる36点満点の相性診断の中の1項目です。
8つの項目それぞれに配点があり、合計36点になります。
| クータ(項目) | 配点 | 主に見るもの |
|---|---|---|
| ヴァルナ | 1点 | 気質の階層・精神的な向き |
| ヴァシャ | 2点 | 主導権・惹きつけ合う力 |
| ターラー | 3点 | 互いの生まれ星の巡り合わせ |
| ヨーニ | 4点 | 本能的・身体的な相性 |
| グラハ・マイトリ | 5点 | 月星座の支配星どうしの友好関係 |
| ガナ | 6点 | 気質のタイプ(三分類) |
| バクータ | 7点 | 月星座どうしの距離=生活全体の調和 |
| ナーディ | 8点 | 体質・生命力の重なり |
バクータはナーディに次いで2番目に大きい配点で、しかも0点か7点かの二択(オール・オア・ナッシング)で決まります。
だからこそ結果のインパクトが大きく、「バクータ0点」という言葉だけが独り歩きしやすいのだと思います。
バクータは「ナクシャトラ」ではなくラーシ(12星座)で見る
アシュタクータの中には、ターラー・ヨーニ・ガナ・ナーディのようにナクシャトラ(27宿)を使う項目もあります。
一方でバクータとグラハ・マイトリは、ラーシ(12星座)だけで判定します。
つまりバクータは、ナクシャトラを知らなくても、二人の月星座さえ分かれば自分で確認できる項目ということです。
(ナクシャトラを軸にした相性の考え方は、姉妹サイト「宿縁ノート」で詳しく扱っています。この記事ではラーシで進めます。)
注意:西洋占星術の月星座とはズレることがある
ここは必ず押さえておきたいところです。
インド占星術はサイデリアル方式(実際の星の位置を基準にする方式)を使うため、西洋占星術のトロピカル方式とは約24度ほどの差が生まれます。
その結果、西洋占星術の月星座がおひつじ座でも、インド占星術ではうお座になる、というズレが起こります。
西洋占星術の結果をそのまま持ち込むと判定が変わってしまうので、必ずインド占星術(サイデリアル)の月のラーシで数えてください。
【関連記事】西洋占星術とインド占星術の違い5つ|星座がずれる理由と使い分け



私も最初、西洋の月星座で数えて「6-8だ…」と落ち込みました。あとでサイデリアルで出し直したら、そもそも星座が一つ違っていて判定も別物でした。エンジニア時代の癖で言うと、入力値を間違えたまま出力を読んでいた状態ですね。ここだけは先に確認をおすすめします。
バクータ相性の出し方【3ステップ】


やることは驚くほどシンプルです。二人の月のラーシを出し、片方からもう片方まで何番目かを数える。それだけです。
ステップ1:二人の「月のラーシ」を調べる
生年月日・出生時刻・出生地から、インド占星術のチャートを作成します。
その中で月(チャンドラ)が入っている星座が月のラーシです。
月は約2日半で星座を移動するため、生まれた日が同じでも時刻によって変わることがあります。出生時刻はできるだけ正確に用意してください。
ステップ2:相手の月星座が「自分から何番目か」を数える
数え方はハウスの数え方と同じで、自分の月星座を「1」として、星座の並び順(牡羊→牡牛→双子…)に数えます。
たとえば自分が牡羊、相手が乙女なら、牡羊1・牡牛2・双子3・蟹4・獅子5・乙女6で「6番目」です。
逆に相手から自分を数えると8番目になるので、この関係を「6-8」とペアで表現します。
同じように、5番目の関係は必ず裏返すと9番目、2番目の関係は裏返すと12番目になります。
ステップ3:早見表で0点か7点かを判定する
| 二人の月星座の関係 | 呼び名 | バクータの点数 |
|---|---|---|
| 1-1(同じ星座) | — | 7点 |
| 1-7(真向かい) | サプタマ | 7点 |
| 3-11 | — | 7点 |
| 4-10 | — | 7点 |
| 2-12 | ドゥヴィルドヴァーダシャ | 0点 |
| 5-9 | ナヴァパンチャマ | 0点 |
| 6-8 | シャダシュタカ | 0点 |
組み合わせは全部で7パターンしかなく、そのうち3パターンが0点になります。
言い換えると、ランダムに出会った二人のうち半数程度は0点側に入る計算です。
「0点だった」という結果は、実はかなりありふれたものだと分かります。
バクータが0点になる3つの配置【2-12・5-9・6-8】の意味


0点は「不幸になる」という意味ではなく、「二人の日常のリズムが自然には揃いにくい」というサインだと私は受け取っています。
それぞれ性質が違うので、順に見ていきます。
6-8(シャダシュタカ):もっとも重く扱われる配置
6室と8室は、インド占星球術ではどちらも「ドゥシュタナ(困難を扱うハウス)」に分類されます。
6室は争い・負債・健康、8室は突然の変化・隠れたものを象徴すると言われます。
そのため6-8の関係は、互いの生活リズムや価値観に段差ができやすく、思わぬところで摩耗しやすいと伝統的に読まれます。
ただし古典でも、これは「別れる」ではなく「無自覚だとすれ違いが積もる」という警告として扱われることが多い点は押さえておきたいところです。
2-12(ドゥヴィルドヴァーダシャ):出ていくものと入ってくるもの
2室は蓄え・家族・言葉、12室は支出・手放し・遠い場所を象徴します。
一方から見れば相手が「2室=得るもの」に位置し、もう一方から見れば相手が「12室=失うもの」に位置する、という非対称な関係になります。
そこから、お金や生活基盤の使い方でバランスが偏りやすいと読まれることがあります。
もっとも、12室は精神的な広がりや献身を示すハウスでもあり、流派によっては「片方が支え、片方が受け取る関係」と肯定的に翻訳する読み方もあります。
5-9(ナヴァパンチャマ):もっとも軽いとされる配置
ここは多くの方が引っかかるポイントです。
5室(創造・子ども)と9室(幸運・信条)は、どちらも吉的なトリコーナ(三角のハウス)で、本来はとても好ましい関係とされます。
実際、恋愛の惹かれ合いという意味では強い縁を示すと語られることも多い配置です。
それでもバクータでは0点になるのは、この項目が「恋愛の熱量」ではなく結婚後の生活全体の噛み合いを測っているからだと説明されます。
そのため5-9は3つの中でもっとも軽く扱われ、他の条件で打ち消されやすいとされています。



0点の意味を調べていて腑に落ちたのは、「相性が悪い」ではなく「同じことに同じタイミングで気持ちが動きにくい」という話だった、という点でした。私は仕事が忙しい時期ほど家庭の温度差に無自覚でしたが、それは相性というより、私が自分のリズムしか見ていなかっただけだったのだと思います。
【12星座別】バクータ相性の早見表|0点になる相手が一目でわかる
自分の月のラーシから、相手の月のラーシを探してください。
関係は相互的なので、どちらから見ても結果は同じです(あなたから見て6番目の相手は、相手から見ればあなたが8番目です)。
| 自分の月星座 | 0点(2-12) | 0点(5-9) | 0点(6-8) | 7点になる相手 |
|---|---|---|---|---|
| 牡羊 | 牡牛・魚 | 獅子・射手 | 乙女・蠍 | 牡羊・双子・水瓶・蟹・山羊・天秤 |
| 牡牛 | 双子・牡羊 | 乙女・山羊 | 天秤・射手 | 牡牛・蟹・魚・獅子・水瓶・蠍 |
| 双子 | 蟹・牡牛 | 天秤・水瓶 | 蠍・山羊 | 双子・獅子・牡羊・乙女・魚・射手 |
| 蟹 | 獅子・双子 | 蠍・魚 | 射手・水瓶 | 蟹・乙女・牡牛・天秤・牡羊・山羊 |
| 獅子 | 乙女・蟹 | 射手・牡羊 | 山羊・魚 | 獅子・天秤・双子・蠍・牡牛・水瓶 |
| 乙女 | 天秤・獅子 | 山羊・牡牛 | 水瓶・牡羊 | 乙女・蠍・蟹・射手・双子・魚 |
| 天秤 | 蠍・乙女 | 水瓶・双子 | 魚・牡牛 | 天秤・射手・獅子・山羊・蟹・牡羊 |
| 蠍 | 射手・天秤 | 魚・蟹 | 牡羊・双子 | 蠍・山羊・乙女・水瓶・獅子・牡牛 |
| 射手 | 山羊・蠍 | 牡羊・獅子 | 牡牛・蟹 | 射手・水瓶・天秤・魚・乙女・双子 |
| 山羊 | 水瓶・射手 | 牡牛・乙女 | 双子・獅子 | 山羊・魚・蠍・牡羊・天秤・蟹 |
| 水瓶 | 魚・山羊 | 双子・天秤 | 蟹・乙女 | 水瓶・牡羊・射手・牡牛・蠍・獅子 |
| 魚 | 牡羊・水瓶 | 蟹・蠍 | 獅子・天秤 | 魚・牡牛・山羊・双子・射手・乙女 |
表を眺めると気づくことがあります。
7点になる相手も、0点になる相手も、それぞれちょうど6星座ずつです。
つまりバクータは、特別に相性の悪い少数派をあぶり出す仕組みではなく、二人の距離の「型」を分類しているだけだ、と捉えるほうが実態に近いように思います。
バクータ0点は打ち消せる?ドーシャが解除される3つの条件


古典には、バクータが0点でも「その障害は考慮しなくてよい」とされる例外条件が複数記されています。
そして実際に鑑定してみると、この例外に当てはまるケースは決して珍しくありません。
条件1:二人のラーシの支配星が同じ惑星
もっとも広く採用されている解除条件です。
ジョーティッシュでは12のラーシそれぞれに支配星(グラハ)が割り当てられています。
二人の月星座の支配星が同一の惑星なら、バクータの障害は打ち消されると言われます。
| 支配星 | 担当するラーシ |
|---|---|
| 火星(マンガラ) | 牡羊・蠍 |
| 金星(シュクラ) | 牡牛・天秤 |
| 水星(ブダ) | 双子・乙女 |
| 月(チャンドラ) | 蟹 |
| 太陽(スーリヤ) | 獅子 |
| 木星(グル) | 射手・魚 |
| 土星(シャニ) | 山羊・水瓶 |
たとえば牡牛と天秤は6-8で0点になりますが、どちらも金星が支配星なので解除条件に当てはまります。
同様に牡羊と蠍(6-8)は火星、双子と乙女(6-8)は水星、射手と魚(2-12)と山羊と水瓶(2-12)もそれぞれ木星・土星で共通です。
早見表で0点だった方は、まずここを確認してみてください。
【関連記事】インド占星術の9惑星とは?グラハの象意を一覧で解説
条件2:支配星どうしが友好関係にある
支配星が同じでなくても、その二つの惑星が互いに友好関係(ミトラ)にある場合は、障害が軽減される・考慮しないとされます。
これはアシュタクータの中の「グラハ・マイトリ(5点)」という項目そのものでもあり、ここが満点なら実質的にバクータの重さは薄れる、という読み方をする流派もあります。
ただし惑星の友好・中立・敵対の関係は流派や技法によって扱いが分かれるところで、恒常的な関係だけで見るか、チャート上の位置による一時的な関係まで含めるかで結論が変わります。
ここは自己判断せず、専門家に確認したほうが確実な領域です。
条件3:ナヴァムシャ(D9)や総合点で判断する
結婚を見るとき、インド占星術では出生図(D1)だけでなくナヴァムシャ(D9)という分割図を重視します。
D9は結婚・伴侶・人生後半の質を映す図とされ、ここで二人の関係が良好に出ていれば、バクータ単体の減点は決定打にならないと考えられます。
また実務的には、アシュタクータの合計が高得点(一般に18点以上、より安心なのは24点以上とされます)であれば、バクータの0点だけを取り出して問題視しない、という運用もよく見られます。
【関連記事】ナヴァムシャとは?インド占星術で相性がわかる理由と見方



この「例外条件」の存在を知ったとき、正直ほっとしました。3000年かけて磨かれてきた体系が、たった一項目の減点で人の人生を切り捨てるようには作られていない、ということですよね。むしろ古典は、どう扱えば緩和できるかを丁寧に併記している印象があります。
バクータだけで相性を判断してはいけない3つの理由
バクータは相性を測る「入口の一項目」であって、結論ではありません。
ここを外すと、点数に振り回されるだけで終わってしまいます。
理由1:使っている情報が「月星座だけ」だから
バクータの判定に使うのは、二人の月のラーシというたった2つの情報だけです。
出生時刻も、ラグナ(上昇宮=生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた星座)も、他の惑星の位置も一切参照していません。
これは裏を返せば、誰でも手軽に確認できるという長所でもあります。
ただし手軽さと精度は別物だ、という前提は持っておきたいところです。
理由2:結婚を見る本命は「7室」と関連する惑星だから
ジョーティッシュで結婚やパートナーシップを読むときの中心は、ラグナから数えて7番目のハウス(7室)です。
7室に何の惑星があるか、7室の支配星がどこにあるか、金星(女性性・愛情)や木星(伴侶・恩恵)がどう働いているか。
アシュタクータの36点は、あくまでこうした出生図の読解を補助するスクリーニング(一次選別)の道具として位置づけられています。
【関連記事】月から見た7室で結婚相手の特徴がわかる|9惑星でみる読み方
理由3:関係が実際に動くかどうかは「ダシャー(時期)」が決めるから
これが、私がもっともお伝えしたい点です。
インド占星術がほかの占術と決定的に違うのは、ダシャー(時期論)という時間軸の仕組みを持っていることです。
ヴィムショッタリ・ダシャーでは、9つの惑星が決まった年数ずつ順番に人生を担当していきます。
同じ二人でも、結婚に向かう星が巡っている時期と、そうでない時期では、関係の進み方がまるで違うと言われています。
バクータが7点でも動かない時期はありますし、0点でも自然に前へ進む時期はあります。
相性は「良いか悪いか」だけでなく、「いつ動くか」とセットで見て初めて実用的な地図になる——これが、時期論に助けられた私の実感です。
【関連記事】ヴィムショッタリ・ダシャーの読み方|運気の時期を4ステップで読み解く



点数は自分で数えられますが、支配星の友好関係やナヴァムシャ、そして今どのダシャーを歩いているのかまで含めた読解は、正直、独学だけだと判断に迷います。私も分岐が多い場面では、出生図とダシャーを専門の方に見てもらってから考えを整理するようにしています。「自分たちは今どの時期にいるのか」だけでも聞いておくと、焦りの質が変わりますよ。
よくある質問【バクータ相性のQ&A】
Q. バクータは男女どちらから数えるのですか?
バクータの関係は相互的なので、どちらから数えても判定は変わりません。
片方から6番目なら、もう片方から見れば必ず8番目になり、どちらも「6-8」として同じ扱いになります。
ただし他のクータ(ターラーなど)には方向のある項目もあるため、診断ツールによって入力順が指定されることはあります。
Q. 5-9は良い関係のはずなのに、なぜ0点なのですか?
5室と9室はトリコーナ(吉のハウス)で、精神的な結びつきや惹かれ合いという意味では良好と読まれます。
それでもバクータが0点とするのは、この項目が測っているのが恋愛の相性ではなく結婚後の生活基盤の噛み合いだからだと説明されます。
そのため3つの0点配置の中では最も軽いとされ、支配星の条件などで解除されやすいという扱いが一般的です。
Q. 西洋占星術の月星座で数えてしまいました。やり直すべきですか?
はい、必ずインド占星術(サイデリアル方式)の月のラーシで数え直してください。
方式の違いで月星座が一つ前の星座にずれることが多く、片方だけずれると6-8が7-1に変わるようなことも起こります。
西洋占星術が間違っているという話ではなく、座標の基準が違うので同じ物差しでは測れない、という意味です。
Q. バクータが0点だと、結婚しないほうがいいのでしょうか?
そのようには考えなくて大丈夫です。
組み合わせの構造上、およそ半数のペアが0点側に入りますし、支配星が同じ・友好であれば古典の側から解除条件が用意されています。
バクータが示しているのは「合わない」ではなく「自然には歩調が揃いにくいので、意識して合わせる余地がある」という情報だと受け取るのが健全だと思います。
診断結果は、二人で話す材料にするのが一番役に立ちます。
Q. 出生時刻がわからない場合はどうすればいいですか?
月は約2日半で星座を移動するため、時刻不明でも月のラーシが特定できるケースは少なくありません。
ただし移動の境目に近い日だと確定できず、ラグナやハウスは時刻がないと出せません。
母子手帳や出生証明書に記載があることが多いので、まずは確認してみてください。
どうしても不明な場合は、時刻を絞り込む技法(バースタイム・レクティフィケーション)を扱う専門家に相談する方法もあります。
まとめ|バクータは「判決」ではなく、二人の距離を測る地図
最後に、この記事の要点を整理します。
- バクータは、二人の月のラーシ(月星座)の距離だけで判定する、アシュタクータ36点中7点の項目
- 0点になるのは2-12・5-9・6-8の3パターン。組み合わせの構造上、およそ半数がここに入る
- 0点でも、支配星が同じ/支配星どうしが友好/ナヴァムシャや総合点が良好なら考慮しないとされる例外がある
- 判定には必ずサイデリアル方式(インド占星術)の月星座を使う。西洋占星術の月星座とはずれることが多い
- 結婚の本命は7室と関連する惑星。そして関係が実際に動く「時期」はダシャーが示す
惑星やクータの吉凶は、流派や技法によって読みが分かれます。
だからこそ、ひとつの数字を判決のように受け取る必要はないのだと思います。
バクータが教えてくれるのは「良い・悪い」ではなく、二人がどういう距離感の型を持っているか、そしてどこに意識を向ければ噛み合いやすいか、という地図です。



点数を知ることがゴールではなく、そこから「では、いつ・どう動くか」を考えられるようになることがゴールだと思っています。相性の型を知り、自分たちが今どのダシャーにいるかを知る。この二つが揃うと、焦りが「段取り」に変わります。私が救われたのは、まさにその感覚でした。
相性の点数だけでは判断しきれないと感じたときは、出生図全体と今めぐっているダシャー(運気の時期)を専門家に見てもらうのが近道です。
「この関係をいつ進めるべきか」という問いに、体系の側から答えを出せるのがジョーティッシュの強みだと私は感じています。







